小中学校の同級生にM君という友達がいた
勉強がよくできて体格がよく、高校の時は柔道をやっていた
就職先は法律関係、検事だったか判事だったか、そういう職に就いていた
二十数年前の同窓会で、彼が自殺したと聞いた
原因は"緑内障”だった!
失明すると聞かされ、ノイローゼのようになっていたそうだ
M君の大きな体と大きな声が思い浮かんだ
彼の実家は果物屋さんを営んでいた
M君は家に帰ると、まず玄関先で
「ただ今帰りました!」と大声を出す
最初それを見た時はびっくりした!
自分はそんな大声で、帰宅の挨拶をしたことは一度もなかった
バンカラの言葉がよく似合う男だった!
自殺するような男には見えなかった
自分が緑内障と診断されてから、彼の事が頭に浮かんだ
今はまだ自覚症状も無いが、段々視野が狭くなり
失明の危機に直面した時は、自分もおかしくなってしまうのだろうか?
"今は医学も発達していて、良い目薬もできていますので
失明と云うような事は考えなくても大丈夫です"
医者の云う言葉を信じたい
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