餅が苦手！

昨日、鍋に餅が入ってまして、どうしたんだろう？と思ったら、鏡開きの餅が残っていました。

我が家では好んで餅を食べる者が居なくて、昨日は仕方なさそうに嫁さんが、小さな餅を鍋に入れて食べてました。

この頃の正月の飾り餅は、外観とは違っていて、中に小さな丸い餅が幾つか入っているのが多いみたいですね。

この方が、食べる時には便利です。昔は大きな鏡餅を、必死になって出刃包丁で切っていましたが、あれは結構危ないですもんね。

餅といえば去年の暮れ、会社の納会での話ですが、私が正月も餅は殆ど食べないと言ったら、皆びっくりしてました。

同じ歳のFさんなどは、まるで異星人でも見るかのような目付きで私をご覧になり、

「えーっ！ウソでしょう！！私なんか雑煮に入ったのを、５～６個は食べますよ！」と大きな声を出して驚いてました。

まあ、食べ物の好みは人それぞれですからねぇー。

私からすると、雑煮の餅を５個も６個も食べる人の方が不思議でしょうがない。餅ってそんなに美味しいですかね？

和菓子の餅、大福やなんかは食べますけどね。それでも、まあ１個食べれば十分な感じです。

いつ頃から餅を食べなくなったのかと、考えてみたのですが、成人してからは正月でもあまり食べてないような気がします。

子どもの頃は、向かいの同級生の家が農家でお金持ちだったのですが、庭が広くて毎年餅つきをしていました。

そこに、ご近所の人達が手伝いに集まっていて、私も祖母と一緒に手伝いに行って、そこでつきたての餅を砂糖醤油に付けて御馳走になっていた記憶があります。

今でも実家に帰ると、妹が餅の入った雑煮を出してくれるので、必ず１個は口にしますが、その最初の１個だけで終わり。

あとは、餅抜きの雑煮を食べてます。

食べれない訳ではありませんが、他の食べ物を差し置いて、あえて餅を食べようとは思いません。

たまたま正月に、親戚やよその家にお邪魔した時など、最初の１個で十分なのですが、何故か遠慮していると勘違いされて、

「遠慮しないでどんどん食べて！」などと、餅の入った雑煮を勧められて「嫌いなんです」とも言えずに往生してました。

どういう訳か「日本人は皆餅が好きなんだ」と、勝手に思い込んでる方がいらっしゃいますね。

※写真：中央区天神「水鏡天満宮」、今日お参りに行ってきました。